筋トレで部分痩せは出来るのか

ダイエットプラン

はじめに

筋トレで部分痩せを期待することは、基本的にできません。
筋トレをするかしないかに関わらず、ダイエット中の体重が減っていく状態で、どの部位から体脂肪が燃焼していくかは、完全に個人によります。
基本的には、体全体から少しずつ体脂肪は減っていきます。それでも人によって、体脂肪が落ちやすい部位があったり、最後まで体脂肪が残ってしまう部位があります。

ダイエット中に筋トレをする理由は、鍛えた部位の体脂肪を燃焼したいわけではありません。
筋トレで筋肉を刺激することと、体脂肪を燃焼させる仕組みはあくまで別のものです。
ダイエット中の人が、筋トレをすることで体にどのような影響を与えることが出来るのかを解説していきます。
筋トレによる効果と、筋トレには期待出来ない効果を判断することが大切です。

体脂肪が減る仕組み

ダイエット中のエネルギー不足の状態では、体脂肪や筋肉などの体の組織を分解して必要なエネルギーを生み出す必要が生じます。
体脂肪は、体内のエネルギーの貯蔵庫で、不足するエネルギーを充足させるために最も適しています。

体脂肪が燃焼されるとき、体内では、どこかの脂肪組織が脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーを作り出します。この時、特定の部位の体脂肪を狙って燃焼させることは出来ません。

基本的に体脂肪が燃焼するときは体全体からまんべんなく、また遺伝による人ごとの痩せやすい部位から燃焼されていきます。
これを変えることはできませんし、痩せたい部位があったとしても、基本的に全身から少しずつ痩せていくことになります。

また、エネルギー不足で体重が減っていく状況では、体脂肪だけでなく筋肉も同じように分解されてエネルギーになります。筋肉も体脂肪と同じように分解される部位をコントロールすることは出来ません。

ダイエット中の筋トレの効果

ダイエット中に筋トレをする理由を解説していきます。

お腹の体脂肪を減らしたいからといって、腹筋運動をいくら熱心にやってもお腹の体脂肪が燃えやすくなるわけではありません。
筋トレで刺激しているのはあくまで筋肉であり、その周りについている体脂肪には影響を及ぼしません。

筋トレで出来ることは、摂取したエネルギーの行き先をコントロールすることです。エネルギー不足の状態で、体脂肪や筋肉が分解されてエネルギーを作り出す過程はコントロールできません

筋トレをすると、刺激された筋肉内ではタンパク質の合成が高まります。筋肉の分解や合成は常に行われていますが、筋トレによって合成量が高まります。
分解される量が変わらず、合成される量が高まれば、筋肉の増加や減少を最小限に留めることが出来ます。

さらに、筋トレによって刺激された筋肉は、代謝が活発で多くのエネルギーを必要とします。
そのため、食事から摂取したエネルギーは優先的に筋肉へ送られることになり、体脂肪の蓄積を防止することが出来ます。

筋トレは、食事から摂取したエネルギーの行き先を変えることが出来ます。しかし、体内から消費されるエネルギーの過程には基本的には関わっていません。
厳密には、筋トレで刺激された筋肉はタンパク質の合成が高まるとともに分解が抑えられるので全くの無関係というわけではありません。

体脂肪は筋肉とは別の組織ですから、筋トレをしてもそこの部位の体脂肪が燃焼しやすくなるということはありません。体全体から減っていきます。
特定の部位の体脂肪が気になっていても、外科的な施術をしなければ、体全体の体脂肪を少しずつ減少させるしか出来ません。

特に手首や足首などは、骨格や遺伝的な要因が強く関係しています。そこを細くするためには全身を細くする必要があります。
全身から痩せていって、手首や足首が細くなることはありますが、他の人と比較して、手首や足首が細い人になるのは難しいとも言えます。

筋肉はファットバーナー

筋肉は存在しているだけでも余分にエネルギーを必要とします。
体脂肪と比較して代謝が非常に活発ですから、より多くのエネルギーを必要とします。
筋肉の代謝に必要なエネルギーの一部は体脂肪を燃焼させて得られたものも含まれます。

筋肉量が多いことは、基礎代謝を上げます。何もしていない状態でも、より多くの体脂肪を燃焼させられます。筋肉は、有酸素運動よりも優れたファットバーナーです。

筋肉量が少ない人より、筋肉の多い人の方が効率的に体脂肪を減らすことが出来ます
筋トレ初心者の場合は、ダイエット中でも筋トレによって筋肉が増えることもあります。
今後の体脂肪燃焼効果を最大限高めるためにしっかりと筋トレを行って、筋肉を増やすことは長期間のダイエットに効果的です。

ダイエット中は、筋肉も体脂肪もエネルギーを作り出すために燃焼されます。適切な強度で筋トレをして筋肉に刺激を与えることで、筋肉の維持と体脂肪の燃焼につなげることが出来ます。
見た目の改善を目的としたダイエットでは、いかに筋肉を残して体脂肪だけを減らしていくかが求められます。
引き締まったスリムな体を目指すためには、筋トレで筋肉減少を食い止めるとともに、体脂肪の燃焼を促進し、さらに新たな体脂肪の蓄積を防ぐことが重要なポイントです。

まとめ

筋トレをするしないに関わらず、ダイエットをしている場合は、部分痩せを期待することはあまり出来ません。
お腹の脂肪が気になるからといって、腹筋運動をしてもお腹の脂肪は燃えません。その上、限られた筋肉しか活動しない腹筋運動では大したエネルギーを消費しません。これでは体全体における脂肪燃焼の効果は低いです。

ダイエット中に筋トレをする理由は、ファットバーナーである筋肉の減少を防ぐためです。さらに、筋肉の修復に必要な追加カロリーを余計に消費してより体脂肪を燃焼させるためです。
摂取したエネルギーは優先的に筋肉に送られますから、体脂肪の蓄積を防ぐこともできます。

蓄えられている体脂肪は体全体からまんべんなく減少していきます。遺伝的な要因も関係しますし、特定の部位の体脂肪をコントロールして減少させることは出来ません。

同じ体重でも筋肉量の多い人は、少ない人に比べてより引き締まってスリムに見えます。
体重や体脂肪が変わらずとも筋肉が増えることで体脂肪率は下げることが出来ます。
女性であっても適度に筋肉のついている人の体は、女性的で美しいラインも作り出します。

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